デュオアクティブET・レプリケアETの使い方を再確認しよう!

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はじめに

臨床で使用する機会が多い創傷被覆材にデュオアクティブET・レプリケアETがあります。

擦過傷や褥瘡に対して使用したところ、きれいに創傷が治癒した、という経験は看護師ならばあると思います。

しかし、そもそもこれらの被覆材はどのような創傷に対して使用するものなのか、使用する際に注意すべきことは何なのかを理解している看護師さんは少ないと思います。

今回は、そんなデュオアクティブET・レプリケアETについて確認していきたいと思います。

そもそもデュオアクティブET・レプリケアETって何?

デュオアクティブET・レプリケアETは一般的にはハイドロコロイド・ドレッシング材と呼ばれます。

ハイドロコロイド・ドレッシング材は、親水性ポリマーと疎水性ポリマーから構成されており、創面を湿潤環境にしながら創周囲の皮膚を湿潤しないようにできる閉鎖性のドレッシング材です。

どんな特徴があるの?

親水性ポリマーにより過剰な浸出液を吸収しながら、外装のポリウレタンフィルムにより閉鎖性を維持しながらも水蒸気は透過させることができます。

また、半透明なため、被覆した状態で創部の確認をすることができます。

どんな創傷に対して使用できるの?

デュオアクティブET・レプリケアETは、以下のような創に対して使用することができます。

  1. 真皮に至る創傷
    表皮剥離程度です。褥瘡ではd2/ステージⅡまで褥瘡に対して使用できます。
  2. 浸出液の量が少ない創傷
    ある程度の浸出液は吸収できますが、他のハイドロコロイド・ドレッシング材(デュオアクティブCGFなど)に比べてハイドロコロイドの量が少ないので、浸出液が多い創傷への使用には適していません。
  3. 感染していない創傷
    これは全ての創傷被覆材に共通することです。閉鎖環境では感染が進行しやすいので感染している場合には使用は適していません。

使い方は?

創傷よりも3㎝ほどの大きさでカットして洗浄した創傷に貼付します。必要に応じてポリウレタンフィルム(カテリープラスなど)といったもので2次ドレッシングをします。

交換の目安は?

ハイドロコロイドのゲルが漏れる前に交換します。

具体的には、ハイドロコロイドの膨潤・溶解が被覆材外縁の1㎝以内まで進行したら交換の目安です。

また、どんなに膨潤・溶解していなくても、最大連続期間は7日間なので、7日経ったら交換しましょう。

どんなことに注意して使用するの?

前述したように、ハイドロコロイド・ドレッシング材は浸出液の多い創傷には適していません。しかし、受傷直後に浸出液の量を判断することは困難です。そのため、以下の点に注意して浸出液の量に適しているのかを判断します。

・交換の頻度:頻回な被覆材の交換は周辺皮膚を剥離刺激により損傷するリスクを高めます。

・創縁の浸軟:創縁の浸軟は浸出液コントロールが不良であることを示します。創縁の浸軟は治癒遅延ばかりではなく、創の拡大のリスクも高めます。

上記のように、浸出液の量が多いと判断した場合には、より多くの浸出液を吸収する機能を有する被覆材へ変更することを考慮します。

まとめ

日頃から使用しているデュオアクティブET・レプリケアETですが、意外と気を付けなければいけない点が多いですね。適切な使用方法で、早期の創傷治癒へ繋げていきましよう。