Gを見たくない!築40年の賃貸で有効だった撃退法

雑談

住まいの大敵とも言えるゴキブリ。虫が好きという人であっても、G(ゴキブリ)を平気と言える人はいないんじゃないでしょうか?台所で料理をしている時、押し入れの奥を覗いた時、やつらはふとした瞬間に私たちの目の前に現れます。⇨【祖母の家を片付けていたら出てきたもの】では、築60年の祖母の家を片付けていた際に出てきたものを紹介していますが、もちろんこの時も“G”との壮絶な戦いがありました。築年数が古ければ古いほど、どこからともなく現れるやつらに怯えながら作業をするのはとても大変でした。押し入れの奥のモノをずらした際に、やつが飛び出してきた時には悲鳴をあげたものです。なんで毎回いきなり出てくるんでしょうね。(向こうからしたらこちらがいきなりやってきたバケモノなんでしょうけど…)

さて、かくいう我が家も、築40年越えの賃貸物件となっています。もちろん“G”との壮絶な戦いもありました。旦那さんは大の虫嫌いなため、Gに対する免疫力はゼロです。仕方なく私が対処していましたが、懲りないやつらにうんざりしたため、撃退法をいくつか実践することにしました。その中でも効果のあったものをいくつかご紹介していきますので、Gの出現に困っている、一度もやつらを見たくない、という方の参考になれば嬉しいです。

Gの生態(好きな環境)

まず、戦いに勝つには敵を知らなければいけません。Gは夜行性の生きもので、人間の生活空間とほぼ同じ空間に生息すると言われています。見えないだけで、私たちのすぐ隣に潜んでいると思うと、一刻も早く撃退したいですね。温かくて湿気の多い場所を好み、エサと水さえあればそこで繁殖することができます。Gの生命力は驚くほど高いため、一匹残らず撃退することが最重要事項です。

天井裏、床下、排水溝、流し台の下など、特に水場から住居に侵入することが多いです。暖房の普及などにより、暖かい場所では年間を通して人間の生活空間に生息できるようになっています。

侵入経路

Gの侵入経路を絶つことが一番の撃退法なのですが、残念ながら侵入経路は複数あります。基本的に数ミリでも隙間があれば侵入可能となっていますので、その隙間を埋めることが重要です。一般住宅では、玄関、換気扇、排水管、エアコン周辺の隙間などが多く、特に水回りは侵入ポイントとなっています。侵入時間は主に夜間になっており、排水溝や配管の割れた隙間やシンクなどから侵入してきます。

侵入対策

外部からの侵入対策としては、侵入経路となる壁の穴、割れ目、隙間などを埋めてしまいましょう。ホームセンターに素人でも簡単に扱える専用の粘土が売っていますので、これらを隙間に埋めると効果的です。また出入り口の扉やシャッターなどの侵入しそうなポイントには“ブラックキャップ”などの防虫トラップを仕掛けておきましょう。注意してほしいのが、防虫トラップには、毒のエサでおびき寄せるタイプのものがありますので、それらは屋内ではなく、家の外側に取り付けるようにしましょう。Gを中に入れないことを目指します。

ゴミ処理

Gは人間の食べ残しや、フケ、髪の毛なども大好物です。これらのエサをばらまいていれば、当然ですがやつらも寄ってきます。こまめに掃除をして、これらを取り除きましょう。ゴミ箱はフタ付きのものを使用することをおすすめしますが、そうでない場合は生ゴミなどをしっかりと袋に入れてからゴミ箱に入れれば大丈夫です。食パンを日常的に食べられるご家庭であれば、パンの袋をゴミ袋代わりにするといいですよ。臭いが外に漏れにくいため、赤ちゃんのオムツ入れなどに活用している人も多いそうです。

また、シンクやお風呂の排水口は塞ぐわけにいきませんので、こまめに掃除します。排水溝の掃除に「パイプユニッシュ」を使っている方が多いですが、私が使って良かったのは「パイプユニッシュPRO」です。通常よりも粘り気がある分、頑固な汚れにしっかりくっついて落としてくれます。多少お値段は高いですが、少ない量でしっかり汚れを落としてくれるので、液体の減りは遅いです。通常のものより小さいので場所も取らなくて快適です。

ダンボール

意外と家の中に放置しているという方が多いのではないでしょうか?引っ越しをして、シーズンごとに分類してあるから、ダンボールごと押し入れに衣類を仕舞っているという方は要注意です。先ほどのGの生態であるように、やつらは温かくて湿気のある場所を好みます。ダンボールは居場所、産卵場所ともにGにとって環境が整っている場所なのです。特に屋外の倉庫などに放置されているダンボールには、すでにやつらが産卵している可能性が非常に高いです。決して屋内に持ち込まず、早めに処分するようにしてください。

ダンボールのまま保管しておくのは楽ちんですが、Gの住処になるためなるべく片付けてしまいましょう。

殺虫剤

Gに効果のある殺虫剤がたくさんありますが、実際に使ってみた感想をご紹介します。

アースレッド

引用:アース製薬HPより

一般家庭で特にGが気になり、ダニやノミ、その他の虫も一緒にまとめて退治したいという方におすすめです。虫駆除の王道ともいえるアースレッドですが、使用するために家の中のものをある程度新聞紙でカバーしなければいけないため、かなりめんどくさいです。引っ越しのタイミング、大掃除のタイミングなど、モノを一掃した状態で使える時にあると便利です。

ブラックキャップ

引用:アース製薬HPより

外で駆除して、ゴキブリの屋内への侵入を防いでくれます。雨や風に強く、屋外で優れた効き目を発揮すると書いてありましたが、1年ごとに新しいものに入れ替えないといけないのと、見た目から「あの家Gがそんなにでるのかな?」と思われる懸念もあります。あまりそういったものを屋外の目立つところに置きたくない、という方は水回りだけでも置いておくと全然違いますよ。ちなみに我が家は玄関の両端に張り付けてあります(笑)とにかく家の中に侵入させないことが最重要事項です。

ゴキブリムエンダー

引用:KINCHOホームページより

新発売されてから、CMでよく見かけたので購入してみました。部屋の広さに合わせた回数を部屋全体に“プシュッ!”とするだけなのでとても簡単です。部屋を30分間閉め切れば、後は待つだけです。この時室内で待っていてもOKです。一番簡単でお手軽そうに思えるムエンダーですが、一度使ったきり出番はありませんでした。なぜなら、効果がありすぎたからです…

“プシュッ”としてからお出かけをして、買い物から家に帰るとリビングや台所はGの死骸だらけになっていました。どうやら潜んでいるGたちが、物陰から出てきて力尽きるというものらしいのですが、あの光景はとてもじゃないけど二度と見たくありません。ネットでもその効果を絶賛していましたが、こんなにも我が家にGが居たなんて衝撃でしたというコメントも多くありました。Gの死骸を処理できるという強い心の持ち主だけ“プシュッ!”としてみてください。

まとめ

夏場は特にGの発生率が高くなりますが、実はやつらの繁殖期は春です。そのためできれば春のうちからG対策を徹底的にしておくと安心です。まずは家の中にいるやつらを撃退し、やつらに次の1年の繁殖をさせないようにしましょう。「夏のG対策は最重要かつ要注意」なのです。今回紹介した侵入経路や家の状態を再確認し、快適な家を手に入れましょう。

tami
tami

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