お金に嫌われる習慣[後編]

資産運用

⇨お金に嫌われる習慣[前編]では、お金持ちがやらない、お金に嫌われる習慣について紹介してきました。後編では、知らないうちにやりがちなお金から嫌われる習慣について紹介していきます。

相手の時間を奪わない

ちょっとした遅刻をしていたり、時間を粗末に使っていませんか?遅刻は相手の時間を奪う行為です。待たせる罪、いらつかせる罪、相手のことを大切にしていない罪を犯しています。少しの時間ならと、遅刻しても悪びれない人がいますが、それは間違いです。時間はお金よりも貴重な財産です。そのことをわかっている成功者たちは、どれだけ忙しかろうと、約束の時間に遅れることはありません。万が一、遅刻をするようなことがあれば、「今電車を降りた」「あと5分で到着する」など相手に逐一報告を入れます。そして、こちらが恐縮してしまうぐらいに謝罪をします。それは、時間が大切なものだと自覚しているからこそ生まれる行動です。

こういう自覚はお金の正確な管理にもつながります。少しだからいいだろうとお金を雑に扱っていると、大切なものを失っていることに気付くことができません。お金持ちは金遣いが荒いと思われがちですが、これは大きな間違いです。彼らは100万円稼ごうが1億円稼ごうが、お金の使い方を変えることはありません。なぜなら、いくら稼ごうと1万円で買えるものは変わらないからです。

なぜかお金を貯めることができないという人は、自分の行動を見返してみましょう。どこかでルーズな習慣や行動があれば要注意です。 

財布にお金以外を入れない

財布がスリムな人は、お金持ちであることが多いということをご存知でしょうか?財布がスリムな人は、財布の中に必要ないものは入れていません。買い物をして、レシートをもらっても、きちんと整理しているのでいつまでも入れっぱなしということがないのです。つまり、自分の持ち物を管理できているということです。お金の管理も、持ち物の管理も、お金持ちに共通する特徴のひとつです。

また、レシート以外にも財布を圧迫するものがあります。

ポイントカード

ポイントカードを作ればお得になるからと、たいして行きもしないお店のポイントカードを作ってはいませんか?ポイントカードはお店の利益になるから無料で作成しているのです。ポイントを貯めたいがために、いらないものまで買ってくれる、ポイントカードがあるから来てくれる。全てお店の利益になるようにできています。消費者の購買欲を満たすのはビジネスの基本です。プロたちによってまんまとポイントカードを作っていないか、一度財布の中を見直してみてください。1年以上使っていないカードに関しては、今すぐ処分しましょう

クレジットカード

使う場所やお店に合わせて使うカードを変えているからと、財布の中に何枚もクレジットカードを入れていませんか?こういう人ほどお金に縁がないと言われますが、実はその通りなんです。だいたいのお金持ちは、財布の中にカードを2,3枚だけしか入れていません。それは、本当に必要なものがきちんとわかっているからです。いくらお得だからと言って、クレジットカードをいくつも持っていると、いろんなところから支払いの請求が来て、支出管理がめんどうになります。そうすれば、お金の使い方が雑になり、お金に嫌われてしまうでしょう。 

まとめ

本の中で一貫していたのが、お金持ちはお金以外のこともつねにスマートにこなしているということです。マナーを守り、相手に敬意を持つ。一見お金と関係のないことのように思えますが、どんな行動をとるかはその人の生活に関わってきます。

お金が無ければ裕福な暮らしをすることは難しいですが、お金があっても行動に問題があればお金は手元から逃げていきます。お金に好かれる習慣を身に付け、豊かな暮らしを手に入れましょう。

またお子さんがいらっしゃる方向けの⇨【子どものマネーリテラシーを育てる方法】についてもまとめています。日本ではお金のことを人前で話すことは「品がない」「いやしいこと」と考える傾向にありますが、生活するうえでお金は必要不可欠なものです。ある意味最大の関心を持っていて当然だと思うのですが、なぜかお金の話はタブー視されがちです。しかしながら幼少期から家族の間できちんとお金の話をすることで、マネーリテラシーを自然に育むことができます。気になる方はぜひのぞいてみて下さい。

tami
tami

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