年をとってから後悔しないためにするべきこと

学校・教育

満たされている時は、なかなかそのありがたみに気が付きにくいものです。失って始めて後悔するものってありますよね。年をとると、そういう経験をする機会が多くなるようです。とあるアンケート調査では、失ってから後悔するものとして「体型(肥満)」や「髪の毛」を抑えて、「」が堂々の1位でした。

失ってから後悔したものを歯と回答した人の中には、

もっとしっかりとケアを

していれば良かった

担任
 

歯が無いと不自由で

仕方がない

というような悩みを持っている方が大勢いました。歯の存在は私たちの生活にどのように影響しているのでしょうか? 

歯の無い生活

歯を失うと、まず困るのは「食事」です。食事の楽しみが少しずつ消えていくというのもありますが、その他にかむ回数が減ることが挙げられます。歯が抜けると噛む回数が減り、その結果満腹感を得にくくなります。すると必要以上に食べてしまうので、肥満へとつながります。歯は食事の問題だけではなく、全身の健康にも影響しているのです。

歯が無くなったって、入れ歯

あるから大丈夫でしょ。

と思っていたらそれは間違いです。

入れ歯というのは、確かに歯の代わりをしてくれますが、歯そのものではありません。保険が適用される入れ歯については、料理の熱さを感じにくかったり、手入れが必要であったり、食事の楽しさに影響してきます。また、インプラントやブリッジなども、失った歯の代わりに使われますが、これも入れ歯のような問題点があり、本物の歯には到底かないません。お金をかければある程度は解決できるかもしれませんが、なによりも、歯を失わないようにすることが大切です。

歯を失う原因

歯を失う原因の1位は「歯周病」です。よく虫歯と勘違いされがちですが、歯そのものよりも、その土台が崩れることで歯は失われます。歯周病の目安として、歯周ポケットが4mm以上となると、冷たい水がしみたり、歯茎が脹れ始めたりしてきます。最悪の場合、歯を支えているあごの骨が溶けてしまうこともあります。

何歳ぐらいから注意しないと

いけないの?

基本的に、歯の健康に対する取り組みというのは、早ければ早いほど良いです。厚生労働省のデータによると、45歳以上の歯周ポケット4mm以上の割合は約半数となっています。歯の健康というのは、50代がターニングポイントと言わています。

自覚症状

歯周病は、虫歯と違って痛みなどはそれほど感じません。虫歯と違って自覚症状が少ない分、知らず知らずのうちに歯周ポケットが深くなっていたという人も少なくありません。重要なのは、そうならないように、定期的に歯医者さんで検診を受けることが大切です。

定期的な歯の検診については⇨『歯磨きで自分の歯を削っていた』でも話していますが、自宅でできるセルフケアももちろん大事です。私は真面目に歯を磨きすぎて歯を削ってしまいましたが(笑) 

歯磨きのコツ

歯磨き粉は、1回1グラムを目安に使用します。あまりたくさん使っても逆効果ですので注意してください。歯ブラシを歯に押し当てないように注意しながら、歯と歯茎の間を丁寧に磨いていきます。歯ブラシを奥から手前に勢いよく歯磨きする人がいますが、これはNG行為です。歯垢を落としやすくするためには、歯ブラシを小刻みに動かして、歯を一本ずつ磨くように意識しましょう。

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歯ブラシが届きにくい奥歯は、

口を「い」の形にして磨きましょう

磨き残しを防ぐためにも、「最初は奥歯から磨く」というように、決め事をしておくのもいいかもしれません。また、やりがちなNG行為としては、歯磨き後の口をすすぎ過ぎてしまうことです。歯磨き粉に含まれるフッ素が虫歯予防に役立ちますので、フッ素を落としてしまわないように口をすすぐ回数は2回ほどで十分です。

子どもがなかなか歯磨き

をしてくれない

1日2回以上の歯磨きによって、虫歯菌の浸食をかなり抑えられます。しかし、中には何回も歯を磨くことが難しい人もいるでしょう。そういった場合は、寝る前の歯磨きをするようにしてください。寝ている間は唾液の分泌量が少なくなり、口の中で細菌が増えやすくなります。そのため、寝る前の歯磨きで、極力口の中の細菌を減らすことで、虫歯になりにくい環境をつくることができます。加えて、朝起きた時というのは、口の中の細菌量がピークになっています。朝食をとる前には口をすすいで、口の中を清潔にしておきましょう。 

まとめ

毎日の習慣である歯磨き。正しい方法で健康な歯を残すことができれば、将来年をとってからも食事を楽しめることができます。毎日の口のケアはもちろんですが、定期的な歯の検診も忘れないようにしましょう。

失ってから後悔するものランキング上位の【薄毛の対策】【体系維持(ファスティング)】についてもまとめています。若いうちからできる対策についても書いていますが、薄毛の前兆などについても説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

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