教育実習で学校現場の現実を知る若者たち

学校・教育

教育実習の時期になり、私の勤める学校でも若い学生さんが、やる気に満ちた顔で授業をしてくれています。「新卒で教員採用試験に一発合格します!」と意気込む実習生の方に、なんと声をかけたらいいのかわからないのは、現場の人間のあるあるではないでしょうか?SNS上では、”教師のバトンプロジェクト”というものが動いており、現場の悲痛な叫びが飛び交っています。そんな中でも教育実習に前向きに取り組み、授業をこなす若者には本当に感謝しかありません。

しかし現実問題、始めはきらきらした目で学校にきた実習生たちも、先生方の連日の厳しい勤務を目の当たりにして少し怖気づいています。明らかに授業以外の業務に時間をとられている先生方が多く、自分が思ったものと違う、と気が付いている実習生も何人かいるでしょう。彼らは何も言いませんが、本音はどう思っているのか気になるところです。

できれば、「採用試験なんて受けない方が良いよ」なんて悲しい言葉ではなく、「君たちが教師になる頃にはもっと良い労働環境にしておくね」ぐらい言いたいところですが、残念ながらここ数年は期待できないでしょう。聖職者と言われても所詮は労働者です。雇われているからには、労働条件を整えてもらいたいのが本音です。現場の先生方の悲痛な叫びが上に届き、この環境が良い方向に変わるまで活動していきたいと思います。

tami
tami

現場にいて感じた

⇨危険な職場環境について

まとめています

 



















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