旦那が医療従事者なのに医療保険を解約した嫁

資産運用

こんにちわ、tamiです(‘ω’)

日本人は他の諸外国と比べて

医療保険を払い過ぎている

と言われています。そもそもこれだけ社会保険が充実している国も珍しいのに、なぜ民間の保険に加入する人がこんなに多いのでしょうか?

実際には、保険料を毎月何千円と支払い続け、結局保険を使わずに人生を終えるという人がほとんどなのに、それでも保険に加入する人は減りません。保険とはいわゆる

不安ビジネス

と言われています。

将来何かあったらどうしよう?

という心の不安を、保険に加入することで和らげているというわけです。この不安ビジネスに対して、私たち夫婦(夫:看護師 妻:元講師)はまったく逆の考え方をもっています。

悲惨な現場をみている夫

看護師である夫は、医療保険については

tami

人生何があるかわからないから

【絶対必要】

というタイプです。そう考える大きな要因は

病院で悲惨な状態にいる患者さんをたくさん見てきているから

患者さんの中には、保険に加入しておらず、日々の高額な入院費用が払えなくて困窮している方も少なくないそうです。もちろん病気を治すことが最優先ですが、先立つものがなければ治療費がかさむ度にお金の心配をしなくてはいけません(;´・ω・)そんな状態で治療を続けるのはつらいですよね…

その状況を看護師として目の当たりにしている夫は、

tami

こんな状況に陥らないように

しっかりと保険に入っておきたい

と思っています。だから医療保険は絶対必要ですし、医療保険も補償のしっかりしたものに加入しています。最悪の結果を目の当たりにしている分、一般の人よりも保険の必要性を感じているのでしょう。 

低いリスクに対してお金を払いたくない嫁

一方の私(元教員)は

女性

いやいや、ある程度備えておけば

保険なんて加入しなくていいでしょ

【保険の必要性を感じていないタイプ】です。冒頭でも説明したように、日本の社会保険はかなり充実しています。何かあった時の保証があるのにもかかわらず、なぜ二重に保険に入る必要があるのか?と思ってしまいます。

旦那さんからは、

tami

最終的に保険を使わなくて

済んだら、それはそれで

良かったって思えるんじゃない?

と説得をされ、保険加入に揺らいだことがありましたが、それでもいまだに医療保険に加入していません。やはり起こりにくい低いリスク(自分で備えられる範囲)に対してお金を払うことに抵抗を感じてしまいます。

医療保険が不要と感じる理由

ここからは、医療保険を解約した理由を具体的にみていきます。

高額療養費制度

日本の健康保険の医療費負担は3割になっています。しかし大きなけがや病気をした時に、

3割負担だとしても医療費が

何十万円になったら払えないよ…

と考えている方、これについては心配ありません。なぜなら

日本の医療費には上限があります

公的な医療保険には

高額療養費制度

というものがあり、一か月あたりの自己負担額に上限があります。つまり、どれだけ医療費が高くなったとしても、患者が払う医療費には上限があるということです。平均的な所得の家庭であれば、月の上限は【8~10万円】で収まります。

ただし、高額医療費は月ごとの計算になるので、入院が長引けばそれだけプラスで負担していかなくてはいけません。この入院費が支払えるだけの貯蓄があれば、保険に加入する必要はないと思います。

ちなみに…入院日数の平均はだいたい【1か月】です。つまり、先ほどの上限10万円分の蓄えがあれば支払うことが可能です。よほどの病気で長い闘病生活にならない限り、今の貯蓄で十分支払えるという人が多いと思います。

※高額医療費については適応される対象はあくまでも医療費です。差額ベッド代や先進医療の技術料などは自己負担になりますので注意してください。 

生涯支払う保険料で6回入院できる?

生涯に支払う医療保険料を計算したことありますか?例えば、

一般的な入院日額一万円(60日)

月額3400円の終身払いに30歳で加入

したとします。すると、80歳まで生きた場合支払う保険料は

200万円を超えます

何かしらの手術を受けたら、20日間入院した場合給付金などを受け取れます。これを加味して保険料の元をとろうと考えれば、

このような入院を一生で6回する必要があります

身近にこれだけ入院した方はいますか?難病にかかって入退院を繰り返している人もいるかもしれませんが、比率としてはとても少ないはずです。がんになる確率が2人に1人と言われている現代ですが、今は高齢社会でがんになっている人の大半は高齢者です。年齢層を変えればまた違う数字になります。

保険とはそもそも多くの人が協力し合い、困っている人の一部を救うという仕組みです。損か得かという視点で見ると、大半の人は損をするようにできています。

私の払った保険料が誰かの

助けになっているなら

全然かまわないよ♪

という心優しい方には相性抜群の仕組みだと思いますが、なるべく損はしたくない_(:3」∠)_という人には向いていないので保険を解約してその分自分で貯金するか投資した方が良いと思います。 

確実にある低いリスク

さて、ここまで医療保険のことをさんざん不要だと言ってきましたが、損得抜きにして保険に加入するべき人は確かにいます。保険というのはあくまでも

【何かあった時の対策】

です。何もなければその対策は無駄になりますが、中には

保険に加入していることで何か

あった時の心配をしなくていい

と感じる人もいます。

確率は低くても、

〇難病にかかり何度も入院する

〇事故で障害ができた

〇寝たきり生活になった

このようになる可能性は十分あり得ます。これはかなり低いリスクですが、旦那さんはこのリスクを散々病院で見てきたので【十分起こりうること】として捉えています。そういった可能性は確かにあるので、そういう時の保証がやっぱり欲しい、保険という仕組みがあれば安心できるという人は、医療保険に加入する必要があると思います。どれだけ低いリスクだろうと、

心の安心を月額何千円かで得られる

のであれば、保険に加入する意味は十分あるでしょう(‘ω’)

まとめ

私たち夫婦は話し合いの結果、私だけ医療保険に加入しないことになりました。低いリスクに対して高いお金を払いたくない私に、旦那さんが保険の必要性を懸命に説明してくれました。しかし、最終的には何かあった時に医療費が払えるように貯蓄と資産運用をするというとこに落ち着きました。二人の中でもこれだけ真逆の価値観が存在したということは、日本中でみたらもっとたくさんの意見があるでしょう。しかし、いつ誰に何が起こるかは誰にもわかりません。それぞれの方法で、将来への備えをしていきたいですね(‘ω’)

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