誹謗中傷のトラブルに巻き込まれたらどうすればいいの?

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インターネットが普及され、SNSが生活の一部になっている人も多いと思います。私もその一人ですが、その中で様々なトラブルにも出くわすこともあります。ニュースなどを見ていると、誹謗中傷を投稿される場所として、Twitterが多く挙げられます。もしもトラブルに巻き込まれてしまった時、どうすればいいのか心構えを知っておくだけでも安心することができます。そこで今回は、Twitter上で多くみられるトラブルを例に、対策をご紹介していきます。

Twitterでトラブルが起きやすい?

SNSの中でも、Twitterは利用者が多いことで有名です。インターネット上で起こるトラブルの場としてTwitterが挙げられる理由の一つにこの「利用者の多さ」があります。総務省のデータによると、ソーシャルメディアサービスアプリの中で、一番利用者の多いものがLINEとされています。しかし、「ユーザー同士の交流を主な目的とするもの」に限定した場合は、全年代を通してTwitterが利用率1位になります。

また、Twitterの特徴のひとつに「拡散のしやすさ」があります。Twitterには「リツイート」という機能があり、他人が投稿した内容をそのまま共有することができます。ほぼワンタップでできてしまうこの機能によって、「拡散の手軽さ」が可能になります。これにより、情報の出どころや内容の真偽をよく確かめずにデマ情報を拡散してしまうというトラブルも後を絶ちません。

tami
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実際に記事の内容を読まずに

リツイートされることも

かなり多いようです。 

トラブルに出くわしたら

Twitter上で何かしらのトラブルに出くわした時、無視をするのが一番です。それでも、自分の個人情報や不本意な内容が拡散されてしまったら困りますよね。そんな時にはTwitterで「削除依頼」というものを申請することができます。

Twitterでは、「名誉権を侵害している」と判断できる投稿や、Twitterのルールに違反していると判断されるものについては削除することができます。何らかの理由で最初から法的手段に頼ることが困難な場合は、試してみましょう。

何か事前に準備すること

がありますか?

依頼するのですから、確固たる証拠が必要と思われる方も多いと思います。確かにそういったものがあると良いですが、基本的には削除したいツイートの画面キャプチャを撮り、画面をデータ保存していれば大丈夫です。

可能であれば、投稿のURLや投稿者のアカウントなどを控えることができれば尚良いです。大抵、そういった投稿をする輩に関しては、日常的に嫌がらせのような投稿をする可能性が高いです。一つ一つ保存しているとキリがありませんので、投稿者の大元を抑えると効果的です。一番はそういう輩がいなくなることが何よりなのですが・・・

⇨【東京五輪選手へのSNS中傷が相次ぐ】でもまとめているように、残念なことに誹謗中傷を行う輩は誰彼構わず攻撃してきます。人類がSNSを使うのはまだ早すぎた…という投稿もネットでありましたが、本当にその通りかもしれません。

削除方法

Twitter公式ホームページにある「ヘルプセンター」から、サポートが必要なカテゴリを選択します。

※引用「Twitter公式ホームページヘルプセンター」

違反報告リストの中に「誹謗中傷」という項目はないので、誹謗中傷の件で対応してもらいたいという人は「嫌がらせ」を選択し、個人情報の流出を削除したい場合は「個人情報」を選択してください。その時の自分のトラブル内容にあったものを選択しましょう。

報告フォームの例

※引用「Twitter公式ホームページヘルプセンター」

これは、「嫌がらせ」の報告フォーム画面になります。自分が削除したい投稿についての質問をされます。質問内容については、漏れが無いように事前に考えておくと完璧です。もしも自分が報告したいツイートのURLが複数あるという場合は、「他のツイートを追加」というボタンをクリックすると、新しい記入欄が表示されます。

tami
tami

投稿を行ったユーザーが複数の

アカウントを持っている場合は

「問題の詳細」で記入します。

最後に報告者の情報を記入するところがあるので、メールアドレスと電子署名を忘れないようにしましょう。 

削除依頼が通らない

Twitterのサポートチームによる確認と返信に時間がかかるため、希望通りのスピード感で対応してもらえないこともあります。通報しても、内容や説明不足と判断されて削除されない場合もあります。また、サポートチームが「これは違反ではない」と判断した場合も削除はされません。

これらの理由により投稿を削除できない場合は、裁判手続きを踏んで削除をすることができます。

tami
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削除依頼は被害者本人か、

被害者が代理を依頼した

弁護士のみが行うことが

できます。

ここで注意してもらいたいのが、もしも削除したい投稿に違法性がない場合は、裁判手続きを行っても削除されないということです。その際は、誹謗中傷対策を行っている会社にコンサルティングを依頼し、適切な方法を相談することをおすすめします。 

まとめ

Twitterは匿名で投稿できるという特徴があります。そのため、投稿を行った相手を特定することが難しいとされています。しかし、投稿が「違法である」と判断された場合は、裁判を経て情報を開示することが可能です。それでも様々な理由から誹謗中傷などインターネットのトラブルが多発しています。深く考えずに相手の権利を脅かす人も残念ながらいます。そういった人たちは相手にしないことが一番ですが、Twitterに削除申請したり、最終的には法的な対策をとることも可能です。一人で抱え込まずに、悩みがあれば相談できる場所にサポートを申請しましょう。

tami
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⇨ネットを使ったいじめ

についてもまとめています

 

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