虫歯かと思っていたら、歯が削れていた

看護師

小さなころから親に「歯磨きはきちんとしなさい!」としつけられてきたtamiです。そのいいつけを守り、歯磨きに関しては誰よりも真面目にしてきたつもりです。しかし、その真面目さが仇となる事件が起きました。

痛み

いつものように歯を”ゴシゴシ”磨いていた頃、ふとした瞬間に痛みを感じました。

あれ?もしかして

虫歯ができた?

いつもきちんと歯磨きをしている自分に、まさか虫歯ができるはずがないと思いましたが、明らかに歯が痛むのです。一度気になり始めると痛みがどんどん激しくなるような気さえしてきます。奥歯の手前の歯を磨こうとすると痛みが走るため、鏡で確認してみますがよくわかりませんでした。

しばらく放置して様子を見ていましたが、そのうち水などもしみるようになり、とうとう追い詰められて歯医者に行くことにしました。 

受診

日本ではコンビニの数より歯医者さんの方が多いそうですね。検索したらびっくりするほどたくさんのクリニックがありました。どこでもいいけどせっかくなら、と綺麗で近い場所を選んで予約しました。ドキドキしながら受付を済ませ(受付のお姉さんが綺麗で緊張しました)、待合室で順番が来るのを待ちます。待っている間、歯医者特有の「キーン」という機械音が聞こえてきて、歯の奥がむずがゆいような気持ちになりました。

tamiさん、お次どうぞ

と呼ばれ、とうとう診察室へ。痛みの症状を細かく説明して診察へ。この時には歯医者さんも私もほぼ100%虫歯だろうと思い込んでいました。診察台に乗って口の中を見せます。

あれ?虫歯無いですね。

おや?予想が外れた私は、じゃあ痛みの元はなんなんだと不安になりました。しばらくして歯医者さんが笑い始めます。

tamiさん、真面目な方

ですか?(笑)

ん?なんの質問?と思いながらも、「はい、真面目に歯磨きもしている方だと思います」と答えると、歯医者さんは「やっぱりね」と楽しそうにしています。

原因と治療

急に笑い始めた歯医者さんに、痛みの原因は何なのかと聞くと

歯の磨き過ぎで

歯が削れちゃってますよ

と言われました。衝撃の事実です。自分もまさかと思いましたが、歯医者さんは「よくありますよー」となんだか呑気な雰囲気。どうやら私は、自分の力で”ゴシゴシ”歯を磨いて、知らない間に歯を削ってしまっていたとのこと。

自分で削ってたとか

そんなことある?

と思いましたが、その後自分の歯を直接触らせてもらったら、見事に歯が欠けていました。歯医者さんの言ったとおりです。虫歯よりも簡単に治せるとのことだったので安心しましたが、磨き方を変えないと今後も歯を削ってしまうため、歯医者さんによる歯磨き講座が始まりました。

(ブラシを私の歯に当てながら)

こうやって、一本一本磨くように

優しくブラシを当ててね。

”ゴシゴシ”磨いたらダメですよ。

社会人にもなって、寝ながら歯ブラシの仕方を優しく教えてもらいました。我ながらなんとも情けない光景だったと思います。ポイントとしては

一本ずつ磨くように意識する

ブラシは歯に押し付けない

歯垢ケアも忘れずに

この3つを教えてもらって、歯の治療とブラシ講座が終了しました。歯の治療に関しては、削れた部分をつめてもらうだけで終了したので、その後の通院は必要なかったです。

 

まとめ

歯のケアに関しては、日ごろの積み重ねです。間違った歯ブラシや習慣を持っていると、着実に歯にダメージが蓄積されてしまいます。今はよくても自分のケア方法が間違っている場合もありますので、定期的に歯医者さんに行くことは大切です。みなさんも、自分の歯を削らないように気を付けてください。

また⇨【年をとってから後悔しないためにするべきこと】では、失ってから後悔するものランキング第一位の【歯】について紹介しています。歯の無い生活がどれだけ不便なのか、歯を失わないためのブラッシングのコツなども書いていますので、歯でお悩みの方だけでなく、将来的に歯を大事にしていきたいという方もぜひ参考にしてみてください。

 

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