⇨仕事ができない人のやばい行動では、3つの例を挙げて説明しました。今回はできる人の行動をみていきます。できる人の行動は、こちらを思わず「さすが」と思わせるような行動で溢れています。同僚に限らす管理職や指導者からしてもかなり助かる存在でしょう。こういった人が上司にいると、部下も仕事に対して熱を持って取り掛かれるかもしれません。職場にできる人が一人いるだけで、空気はがらっと変わるものです。自分自身がそんな存在になれるように、できる人の特徴を学んでいきましょう。
状況に応じた行動
仕事ができる人の特徴として、なにかわからないことがあった時に、メモを見る、マニュアルを開く、人に聞くなどの行動が当てはまります。
あれ?人に聞くのはできない人
の特徴じゃないの?
と思った人、それは誤解です。確かにできない人はなんでもかんでも人に聞きがちです。自分で調べればいいことも人に遠慮なく聞いて嫌がられます。しかし、できる人は状況に応じて人に聞くことができます。
例えば、仕事の緊急性が高く、マニュアルを開いている時間が無い時、近くにいる上司や同僚に聞いた方が早いですよね?状況に応じて、必要アクションがとれているかどうかが、できない人との大きな違いです。なんでもかんでも人に頼るのではなく、その時のベストな行動をとれるという意味では、できない人と雲泥の差があると言えるでしょう。もちろん一度聞いたはずのことであれば、無礼を承知で聞いていることを相手に伝えることも忘れません。
すみません、前に一度この部分を
やったのですが、この方法で合って
いるでしょうか?
と相手に確認することができれば、不確かなことを無くせます。できない人はとりあえず自分のあやふやな知識で行動していましたが、できる人はそれが致命的なミスになることを事前に予測できます。時間があれば自分のメモで確認しますが、できる人はメモの取り方や使い方も上手です。
役割を把握している
仕事ができる人は、自分に課せられた仕事をきちんと把握しています。自分のやるべきことは何なのかが明確なため、できない部分や不確かな部分は事前に無くそうと努力します。任せられたことはできることが大前提なので、時間がある時にメモを見る、急ぎであれば人に聞くということを状況に応じて判断するのも早いのです。
自分の仕事の役割が明確にわかっているため、任せられたことをできなかった場合、または人に聞いてしまった場合は、それを次回も繰り返すことがないように気を付けます。役割がなぜ果たせなかったのかフィードバックすることができます。できない人は役割の意識も低いため、この行動をすることができずに、同じミスを何回も繰り返してしまいます。
わからないまま放置しない
一度目の説明であれば、何回質問しても相手を困らせないということをできる人は知っています。説明を聞いてわからないことがあれば、その場で相手に聞いてあやふやな部分を解決する。必要であればメモを取り、あとで困らないようにその場で対策を作るのが上手いです。また、このような行動がとれる人は、2回目できなかった時の代償が大きいことも理解しています。例えば、2回目わからなかった時が急ぎの時で、なおかつ近くに聞ける人がいない状況であれば大ピンチです。事前に最悪の事態を想定して行動できるかどうかで、致命的なミスはかなり防ぐことができます。
まとめ
仕事ができる人の要点をまとめておきます。
〇不確かなまま行動しない
〇速やかに解決したい問題は人に聞く
〇わからないことは理解できるまで質問する
〇できなかった自分を反省し、次に活かす
できる人の行動を見るとかなりストイックでは?と感じるかもしれません。同じ給料をもらうのだから少しぐらい手を抜いたっていいじゃないかと思う気持ちもわかります。しかし、できる人だろうができない人だろうが、仕事の対価としてお給料を貰います。それには仕事を覚えることは避けて通ることのできないものです。そこをないがしろにしてしまうと、周りからできないやつというレッテルを貼られるだけではなく、仕事に行くのも嫌になってしまう可能性があります。ならば仕事を効率的に覚える方法は知っておいて損が無いし、周りから信頼されていた方が仕事もいくらかやりやすいはずです。自分の行動一つで仕事がやりやすくなるのであれば、やらない手はないでしょう。
仕事を忘れる、ミスをするのは人であれば誰にでも起こり得ます。そのピンチの時に切り抜け方をきちんと知っているか、的確で安全な行動をできるかが「できる人」の絶対条件と言えます。
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