⇨【赤ちゃんが危ない】からの続き…
赤ちゃんの心拍が下がり、促進剤をとめて様子をみていること10時間…赤ちゃんの状態も落ち着き、ようやくこのまま自然にお産を進めることができると思いながら一晩を過ごし、気が付いたら翌朝を迎えていました。
手術の決断
結局陣痛は翌朝まで続きましたが、本格的なお産になることがありませんでした。この時、促進剤を入れてから20時間が経過していました_(:3」∠)_
体の疲労がピークに達していた時、先生が部屋に来て内診をしてくれました。
うーん。まだ子宮口が全然
開いてないね。
もう一度促進剤を入れて
陣痛を誘発するか、
もう帝王切開するか
どうする?
私の中では自然分娩で赤ちゃんを産みたいという気持ちがありました。
しかし、もしも促進剤を入れてまた赤ちゃんの心拍が下がるようなことがあれば、今度こそ緊急の帝王切開になります。私の自然分娩で産みたい‼という願望のために赤ちゃんを危険にさらすことはできませんでした。
先生…
帝王切開でお願いします
そうだね、赤ちゃんの負担を
考えてもそれが良い判断だと
思うよ。
こうして帝王切開が決まり、お昼の手術に向けて準備をすすめることになりました。
«補足»
帝王切開での出産では、手術費用分は保険適用になります。したがって、高額療養費制度の対象になる場合が多いので、手術後に申請を行なうことをおすすめします(‘ω’)
私は後から44000円
戻ってきました♪
事前に帝王切開手術が決まっている方は前もって申請しておくと窓口での支払いを減らすことができますよ♪👇
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手術準備
帝王切開をするにあたり、準備することと言えば
【毛の処理】
があります_(:3」∠)_下腹部を切開するとき、下の毛が生えていると衛生上問題があるため、事前に剃っておきます。
分娩台にあがり、助産師さんに除毛をしてもらいますが、体に刃物が向けられていると思うとなかなか緊張して力が入ってしまいました(;^ω^)
ですが、さすがは助産師さん。プロの手さばきでテキパキと除毛を済ませてくれました。
全てツルツルにされると勘違いされる方もいますが、帝王切開の除毛は切開する部分だけなので、上部分を剃られて終了です。
あとは手術に向けて絶食が続き、点滴をしていたらいよいよ手術の時間になりました。
麻酔注入
手術の時間になり、手術室へと移動します。
そこには看護師さんや助産師さんが5人ほどいて帝王切開の準備を進めてくれていました。
じゃあ服を脱いで分娩台に
横になってください。
あ、下着も全て取って下さいね。
Σ(・ω・ノ)ノ!
え?素っ裸ですか???この人数のまえで!?
と驚きましたが、確かに手術するなら衣類は邪魔です。でも、これだけの人数がいて素っ裸はなかなか抵抗があります。驚いている私にベテランの助産師さんが
こんな大人数の前で裸になるの
恥ずかしいよね~
でもすぐにタオルかぶせて
あげるから安心して♪
と声をかけてくれました。
ええい‼一瞬のことだから脱いじゃえ‼
と覚悟を決めて全裸になり、分娩台に横になります_(:3」∠)_
その後、心電図やらなんやらを身体中に付けられ、下半身麻酔を打つために背中を丸めて横を向きます。ネットでこの麻酔の注射が痛かったという体験談があったので、少し緊張しながら背中を先生に向けました。
はーい。ちょっとチクッと
しますよ。
注射された瞬間、少し鈍い痛みがありましたが我慢できないほどではありません。そのあと、背中を冷たいものがツーッと通るような感覚がありました。
仰向けにされてしばらくするとだんだん下半身の感覚が無くなってきます。先生に足を触られて麻酔の効きを確認されましたが、触られている感触はありませんでした。
そろそろ効いてきたかな?
それじゃあ手術始めるよ。
先生と会話しながら手術が始まりました。
メスが体に入り、下腹部が切られます。
どう?大丈夫かな?
はい、大丈夫そうです。
じゃあこのまま進めていくね。
先生のメスが一気に下腹部を切っていきます。メスが進むにつれて、なんだか下腹部がピリピリしてきました。
あれ?ピリピリしてる…?
【麻酔が効かなかった帝王切開】
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