敬語を使えないリスクは想像以上?

雑談

ビジネスパーソンにとって必須スキルの「敬語」。最近の若い奴は言葉遣いがなっていない。と苦言を呈す上司もいるかもしれませんが、実際私もそう思います。というのも昔ほど敬語を必要とする場面が格段に少なくなっているのです。学校現場にいるとそれがよくわかります。先生に対して友達のように接する生徒。そもそも敬語を知らない子もいます。その背景には核家族化によって、家庭で敬語を使う機会がなくなったことも大きな要因でしょう。おじいちゃんおばあちゃんに対して、両親が敬語を使っている場面を目にしていない。子どもは親のすることを真似して成長していきますので、学ぶ機会がなければそのスキルがつかないのも納得がいきます。また、最近では親と友達のような関係だという若者も増えています。怒られた経験がない、両親を名前で呼ぶ、目上という認識はない、など今までとは少し異なった親子関係によって、敬語を知らずに育つ子が多いようです。

しかし社会に出たらそうはいきません。適切な敬語を使えることは立派なビジネススキルです。どの職種においても敬語を使わないところはないでしょう。モノの言い方ひとつが自分の信頼につながるので敬語の使い方についてはきちんと身に付けておきましょう。また社会時にとって必要なコミュニケーションについてもまとめているので参考にしてください。

敬語を使えないと失うもの

他者を敬うことの表現として敬語が使われているといっても過言ではありません。信頼関係を築く上で敬語は極めて重要な役割を果たしています。人脈を大切にする日本社会ではその重要性は特に高いでしょう。敬語を使えないリスクとしては次のものが挙げられます。「信頼を失う」「呆れられる」「怒りを買う」「敵意をもたれる」「相手にされなくなる」などなどペナルティともいえる致命的な代償を払うことになりかねません。実際、社会人になって思うことは印象がどれだけ大切かということです。いくら仕事の能力が高いとしても、敬語が使えない人間とコミュニケーションをとろうとは思いません。一緒に仕事をしようという気持ちにもなりません。敬語が使えないとコミュニケーション能力が低いとみなされ、社会的評価を落としかねないのです。もちろん社会人になってから学ぶ人もいます。語学勉強などと同じで、意識して使っていれば自然と使えるようになります。しかし、失った信頼を取り戻すのは時間がかかり苦労するものです。できれば早い段階から敬語は自然と口にできるようにしておきましょう。

おかしな尊敬語

敬語には相手や相手の行動に敬意を払う時に使う尊敬語)、自分がへりくだることで相手を立てる謙譲語)、相手や内容を問わず表現を丁寧にする丁寧語)があります。敬語の使い方で難しいのが尊敬語と謙譲語の使い分けです。これに関しては社会人の中でも多いミスなのではないでしょうか?例えば「参られました」。「参る」は「来る」の謙譲語です。「今から参ります」のように自分主体で使用するものなので、敬うべき相手に使うものではありません。この場合、「お越しになる」や「いらっしゃる」などを使います。この尊敬語と謙譲語の使い分けが自然とできるようにしておきたいですね。

二重敬語

よくあるミスとして「二重敬語」があります。これは相手に失礼がないようにと気を配りすぎて敬語を多用してしまったときに起こります。慎重にしたつもりが相手にとって聞き取りづらい言葉になっていることがあるので注意してください。例えば「〇〇さんがおっしゃられました」。何か変ですよね?これは「言う」の尊敬語「おっしゃる」と尊敬の助動詞「れる」が使われた二重敬語です。実際に私が職場で使って先輩に笑われてしまいました。たまに「二重敬語」がクセになっている人がいます。丁寧であればあるほど良いものと勘違いしていると、相手に”くどい”印象を与えてしまうので気を付けてください。

まとめ

社会人になってから敬語について学ぶ機会は多いと思います。しゃべっていて自分で”?”と思う時もあるかもしれません。そういう状態の時は身近にいる先輩や上司の言動を真似てみてください。意識して聞いているとだんだん自分の中に落とし込むことができます。敬語は正しさや適切さを求められがちですが、個人的には場面で使い分ける必要があるとも思っています。適切な敬語だと少し言い方がキツイ印象になってしまうような場合、相手に合わせて使い方を変えるのも敬語スキルのひとつだと思います。大切なのは相手を敬うこと。それが相手に伝わっていなければいくら正しい敬語を使っていても意味がありません。相手のことを一番に考えることこそが、一番必要なビジネススキルかもしれません。

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