賢い人は貯金が損だと知っている[後編]

資産運用

⇨賢い人は貯金が損だと知っている[前編]では、現在の金利状況とお金の管理についてお話ししてきました。昔と比べて貯金しているだけではお金は貯まりません。むしろ貯金が減るというリスクもあります。今回はまとまった資金のやりくりと、貯金でお金が減るリスクのからくりについてもお話ししていきます。

手間を省く

お金を管理するときには、手間を少なく自分の負担がないようにすることが大切です。何よりも、お金の管理というのは継続することが肝になりますので、資金の移しやすさや扱いやすさについて意識すると良いでしょう。

お金の移動に関しても、ATMにわざわざ足を運んだり、順番を待つ必要が無いような銀行を選択すると時間の節約になります。自分の大切な時間を使わずにお金を管理することが、長期的な資産運用にはかかせません。

まとまった資金

10年や20年など、長期間使わないお金に関しては、投資信託などの資産運用を行うことも選択肢に加えることも一つの手です。これはあくまでも自分でインターネットから契約してください。窓口から投資信託を申し込んでしまうと、手数料の高いものを契約させられ、資産を増やすどころか減らしてしまいます。銀行や証券の良いカモです。基本的には自分の手で契約をし、間に仲介手数料を発生させないことが大切です。

投資信託の有力なものでは、インデックスファンドなどが挙げられます。毎月積み立てる中で、長期的な運用を形成すればリスクを分散することができます。いきなり資産運用で株式投資などをすると、なかなか相場がつかめずにお金を減らしてしまいがちです。積立であれば、自分のペースで無理なく入金するだけで、資産運用が可能になります。

もちろんリスクはあります。投資に関しては「自己責任」の世界なので、どうなっても自分でどうにかするしかありません。しかし、今の世の中貯金だけではリスク管理することはできません。重要なのはお金を分散させて、リスク分散をすることです。貯金はひとつの場所に資金を集中させることになります。安心安全と思われがちですが、インフレなど物価が下がった時には対応できません。

時間を味方にする

資産運用に関しては、運用期間が長ければ長いほどリスクを低くすることができます。短期的な運用に関しては、仮想通過やFXなどがありますが、これは投資ではなく投機(ギャンブル)なので資産運用とは言えません。もしも今投資に興味があるという人は、今すぐ始めることをおすすめします。それは、なるべく早く行動を起こすことでリスクを分散することができるからです。時間を味方にして、安定した資産運用を行いましょう。

まとめ

お金の管理に関しては、学校で学ぶことができずに大人になってしまうことがほとんどです。お金を増やす知識もなければ、守る知識も持っていません。知っていることと言えば「貯金」ぐらいです。ただ、今のご時世預けるだけではまったくお金は増えません。むしろインフレが起こり、物価が上昇すればお金の価値は下がっていきます。何もしなくても、貯金しているだけでお金の価値が下がると考えれば、何もしないこともリスクなのかもしれません。

投資に抵抗があるという人は、まずは預けるところから変更してみてはいかがでしょうか?

tami
tami

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