DQNの川流れ『玄倉川水難事故』について

雑談

毎年、夏の時期になると水難事故が発生しています。子どもから大人まで、悲惨な事故は多々ありますが、悲惨なニュースを見かけるたびに自然は恐いなと改めて思います。

そんな中、YouTubeの関連動画から”DQNの川流れ”というものを見つけ、その動画で初めて【玄倉川水難事故】について知りました。事故の詳細を説明しながら話していきます。

事故の詳細

事故は1999年8月13日、神奈川県にある玄倉川という河川で起きました。当時、横浜市内の会社員家族をはじめとする社員や友人、恋人などの計25名がキャンプを楽しんでいましたが、大雨による増水によって川が増水し、逃げ遅れた18名が濁流にのまれました。そのうち5名はなんとか自力で岸にたどり着きましたが、後の13名は残念ながら遺体で発見されました。

出典:https://yoshidakenkou.net/

この事故がどうして今日まで話題になっているのかというと、そのキャンプグループの行動が目に余るというところにあります。大雨による河川の増水を察知した地元の住民や警察が、再三このグループに避難を呼びかけていたのにも関わらず、まったく聞く耳を持ちませんでした。それだけでなく、自分たちの身を案じて声をかけてくれた人に対して「うるさい」「殴るぞ」などの罵声を浴びせたのです。最後まで周辺の注意を聞かなかったグループは、最終的に救助できないほど増水した川に取り残され、必死の救助活動もむなしく濁流にのまれてしまいました。

一番の被害者

当時は自業自得、こんな奴らを救助する必要ない、などとたくさんの非難の声が上がりました。私も、事故の詳細を見て”これは自業自得だな”と思った一人です。しかし実際に動画を目にすると、大人に必死にしがみついている子どもたちが映っており、この子たちは大人に巻き込まれた一番の被害者だと感じました。何も知らずに危険な場所に連れてこられ、自分の信頼している大人について行った結果亡くなってしまった可哀想な子ども達。大人の身勝手な行動で被害者になるのはいつだって小さな子どもです。子どもを守るべき立場の大人が、危機管理を怠ることは許されません。もしも河川に遊びに行く家族がいれば、子どもの安全を一番に考えて行動するようにしてほしいと強く思う事故でした。

tami
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川遊びには必ず

ライフジャケットを

着用させてください

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