学校の知られてはいけない深い闇[労働力の分配]

学校

学校とは何のためにあるのか?教育大学のとある授業でテーマとして話し合うことがありました。学生だった私たちは、「集団生活を学ぶため」「競争社会を学ぶため」「基礎学力を身に付けるため」そんなことを答えていました。その答えのどれもが不正解だと言った先生は、次にこんなことを言いました。

学校は進学するほど、

用意される座席数は少なくなる

これはなぜだと思う?

これに対して、当時の私は答えが出せず、周りの学生たちも困っている様子でした。そんな私たちに先生は衝撃の授業を始めたのです。 

用意されている数

学校とは中学までが義務教育で、その後は進学するか就職するかというのは選択できるようになっています。しかし、現代ではほとんどの十代が進学の道に進み、受験を経て高校、大学に進学するでしょう。選択すれば、進学は誰にでもできるものだと考えている人もいるのではないでしょうか?

しかし、実際にはそうではないのです。例えば中学の座席数が”100席”だとすると、高校の座席数は”98席”しか用意されていません。つまり、2席分の生徒は進学できないのです。これが何を意味するのかわかりますか?この98席から溢れた子は、進学の道を諦めて働くしかありません。もちろん、もう一度受験し直して挑戦することはできます。しかしほとんどの子は進学を諦めて仕事先を探して就職するのです。それは、周りの大人が進学できなければ就職するしか道はないと思い込んでいるから。周りの大人に言われるがままに、進学できなかった子どもは就職していきます。

就職先

中学卒業して働くというのは簡単なことではありません。雇ってもらえるところは賃金が低く、離職率も高いような過酷な職場ばかりです。中卒で採用され、過酷な労働環境に嫌気がさしても、雇ってもらえるところがここしかないからと、そこで働かざるを得ません。有名な”前澤社長”のように、学歴関係なくても人の上に立つ人間は確かにいます。しかし多くの人は自分の学歴が邪魔をして、求める職場で働くことができないという人がほとんどです。

過酷な現場を知らずに、受験に落ちたら働けばいいという安易な考えは、その後の人生を大きく変えてしまうのです。

全員を進学させない理由

どうして全員を進学

させてあげないの?

この話を聞くと、受験というものがなんだか弱い者いじめのように感じますよね。学歴で悩む人がいるのなら、全員分の座席を用意して進学させてあげてほしいという考えもあるかもしれません。これについては、競争社会をつくることで優秀な人材が育つなど様々な意見があると思いますが、実はそうではないんです。ここが学校の”隠された役割”なんです。

優秀な人材を育てるのではなく、「ふるいにかける」ために学校は座席数を”あえて”全員分用意しないのです。多くの人は、受験でふるいにかけられより優秀な人が選ばれるのが受験だと思っています。しかし、そうではありません。

あえて座席数を減らし、進学できない人を出すことで、低い学歴の人をわざと生み出しているのです。

低い学歴の人材

なぜ、わざわざ低い学歴の人を

つくる必要があるの?

それは、先ほどの低学歴の人の再就職の難しさが関係してきます。学歴が低いと、転職しようと思ってもなかなか次の仕事が見つかりません。そのため、今の職場に満足していなくても、黙って働き続けるしかなくなるというわけです。仕事には、「誰かがやらなければいけないきつい仕事」というのがあります。それがなければ経済が回らないような大切な仕事でも、きつい内容であれば人は離れていくでしょう。優秀で賢い人材ばかり生み出してしまうと、そういった仕事をやってくれる人がいなくなってしまいます。そのため、学歴の低い人を”あえて”つくり、そういった仕事を我慢してやるように仕向けているのです。

これを、『労働力の分配』と先生は言っていました。

集団生活を学ぶとか、基礎的な知識を身に付けるだけなら、全員に進学させるはずです。だって、全員が優秀な人材になれば、国としても嬉しいはずですよね?しかし労働力の分配をしなければ、誰かがやらなくてはならない”きつい”仕事をやってくれる人がいなくなります。そうならないために、学校では用意する座席数を減らし、きつい仕事をしてくれる人を生み出しているのです。

学歴が枷になって、きつい仕事

しか与えられない人がいる 

学歴に左右されない

しかし時代は変わり、今では人間がきついを思う仕事を機械がやってくれるようになりました。人手不足が解消され、今では学歴が仕事に関係ないとまで言われています。

それは逆に、学歴に甘えていてはいけないということでもあります。いつか、機械が仕事の大半を占めるようになれば、人間は働く場所を失います。その時に学歴ではなく、自分の能力を発揮できるかどうかが問われてきます。常に時代の変化をとらえ、自分の能力を磨き続けなければいけません。これからの子たちには、そういった力を身に付けてほしいと思います。

まとめ

今回は学校の知られざる裏の役割についてお話ししてきました。正直、極端な話ではあると思います。異論を唱える人もいるでしょう。しかし、学校現場に勤めていると、必ずしも間違いではないなと思うことが多々あります。途中で学業を諦めた子、進学を辞めた子、たくさんの子をみてきましたが、皆その後の就職先で苦労しているようでした。学歴なんか関係ないよ、と周りの大人に言われて仕事を始めたものの、やはり現実は厳しいと痛感すると言っていました。ある程度の学歴は、持っていた方がその後の働き方の選択肢を広げることができます。今はしんどくても、頑張って勉強してください。

また、これからの時代は、変化に対応できる力が必要になると言われています。学歴も必要ですが、そこにあぐらをかかずに、常に自分のスキルを磨いていかなければ取り残されてしまいます。大人になってからも、勉強という習慣は持っていた方がいいかもしれません。

tami
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