池袋暴走事故で注目されている、飯塚被告に禁錮7年が求刑されました。飯塚被告は90歳と高齢のため、この求刑に対して「実質の終身刑」という声が挙がっています。しかし、問題はそこではありません。司法は判例主義の為、このような悲惨な事故でこれだけ軽い判例を残すとなると、今後の司法にも関わってきます。被告は車の性能不備が事故の原因と一貫して主張しました、これが今回の判決の軽さに関係するとしたら、事故を起こしても自分の不備を認めなければ判決を軽くすることができるということです。被害者遺族からしたらこんなにも無念なことはありません。外国のように、禁錮300年の実質終身刑とはわけが違います。
実際には過失運転致死傷で問える最大年数ではありますが、被告人の反省のなさからするとあまりにも軽い判決だと感じてしまいます。あたりまえの日常を奪われた遺族の無念を考えると、到底納得のできないものです。
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