こんにちわ、tamiです(‘ω’)
かつて、親の介護と言えば実の娘または長男の嫁が担うことが当たり前でした。
しかし、今は誰もが親の介護をする可能性が高い時代に変わってきています。SNSでも⇨「親を捨ててもいいですか」というトレンドが入るほど、親との関係を悩んでいる人が多いようです。
平日は仕事があるから
無理だけど、休日なら
遠方にいるから、金銭面だけなら
援助できるけど…
理由はさまざまありますが、介護に対してできることやできないことは人それぞれ異なります。
誰もが直面する親の介護問題。兄弟姉妹の間でトラブルが起こらないようにするためには、どうすればいいのでしょうか?
介護をめぐるトラブル
核家族化が進んだ日本では、家から出て独立した兄弟たちはたまに連絡を取り合うぐらいの関係になっていることが多いです。
お正月や親戚の結婚式だけ顔を合わせるという家族も少なくありません_(:3」∠)_我が家もそんな感じです…
そんな中で起こる親の介護問題。
介護は長男の嫁の仕事、
だから私たちは関係ない
こんな人がいると最悪ですね💦
昔は、家を相続する長男が親と一緒に住み、長男の妻が介護を引き受けることは自然の流れでした。
しかし、今の家庭環境では必ずしもそうなるとは限りません。むしろ絶滅しつつあります(;^ω^)
ただ、昔の風習が続いていて、親の介護は娘か長男の妻がするべきという考えの人も少なからずいます。そうした意見があると介護もやりづらいですよね💦
口だけ出して手は貸さない
現代に多いトラブルとしては、
【誰が介護をするのか】
でもめることです。それぞれが生活に追われているため、「仕事が忙しい」「子育てに追われている」などの理由から、親の介護をする余裕はないと言い合います(;^ω^)
誰も積極的に介護を引き受けようとしない状況を打破するために、民間のデイサービスなどを利用する家庭も多いです。
しかしここで問題になるのが金銭面の負担
親の貯金はないし、どこから
施設のお金をだそう・・・
介護の協力を得られないのであれば、せめて費用面でのサポートを兄弟間で分担しようとしても、必ず全員が納得するわけではありません。特に厄介なのが
口だけは出すのに全くサポートしおうとしない人
誰かに過度な負担がある状況では、長期的な介護は不可能です。必ずどこかで限界がきてしまいます_(:3」∠)_
トラブルの原因
こういった介護トラブルが起こる大きな原因として挙げられるのが
介護が突然始まる
ですね(;^ω^)親がいつ介護が必要になるかなど誰にもわかりません。突然の病気やケガによって子どもたちに準備や心構えが無いまま
とりあえずできる人が介護を引き受ける
これがトラブルのもとになります。介護の条件をあいまいにしたままスタートさせてしまうので、問題が起きた時に上手く対処できません。
そうは言っても、現実的に親の
介護をすることは難しい
もちろん家の事情はそれぞれですし、親の介護をしたくないわけじゃないが、現実的には厳しい人もいると思います。
仕事が忙しくてなかなか休みがとれない
住宅ローンを抱えているので金銭面のサポートが難しい
誰かのお世話は自分に余裕が無ければできません。
では介護を円滑に進めるためにはどうしたらいいのか?
それは介護が始まる前に【親を含めた家族】で話し合うことです(‘ω’)
親の意思と経済状況の確認
兄弟間の介護トラブルを避けるには、まだ介護が必要になっていない時に行動しておくことが重要になります。
準備できること
あらかじめ周知しておきたいこと
などを確認しておくだけでも心の余裕は大分違います。そのためには、介護される親自身の考えや意思を確認することが大切です。
でも、元気な親に介護の話を
するのは気が引けるな・・・
そう思う方は多いです。しっかりと向き合って話し合う必要はありませんので、会話の中でそれとなく介護に関わる話を振ってみてください。テレビ番組の特集を見ているとき、親戚や友人で介護が始まった人がいるとき、タイミングをみて
「お母さん(お父さん)ならどうしたい?」
とそれとなく聞いてみてください。親側も、自分の意思を汲み取ろうとしてくれる気持ちは嬉しいはずです(*’ω’*)
ただし、親の中にも様々な考えを持っている人がいますので、自分たちで勝手に決めつけたりせずに、
今のうちに考えていることが
あれば教えてくれる?
と、遠回しに聞いてみてもいいかもしれません。
親の懐事情
介護に必要なお金をどこから負担するのか?
これはかなり厄介な問題です。お金の話ってなんだかしずらいですよね(;^ω^)
しかし、そこに関しては親の方がシビアに考えている可能性が高いです。きっかけを子どもたちの方からつくり、将来のことを真剣に考えていることを伝えれば、素直に教えてくれる親は多いはずです。
できれば、親の年金や収入などを聞くタイミングで、預貯金もどれくらいあるのか確認できればベストです。それによって介護費用が賄えそうであれば、家族の負担も軽く済みます。長生きすれば、たくさんの病気にかかるリスクが高まります。病気になったタイミングで親との意思疎通が難しくなることも十分に考えられます。いつどうなっても良いように、今のうちに通帳や印鑑、権利書などの重要書類や資産について、「いざという時にわかるようにしておいて」と親に伝えておくと良いでしょう。
兄弟の役割分担
親の介護についての役割分担は、いきなり決めてしまうとトラブルの元です。現代では買い物や外出に不便が生じている高齢者がたくさんいます。そういった時に兄弟みんなで時間を見つけて
介護のようなもの
を始めるといいででしょう。そうするといざ介護が必要になった時、
自然に切り替えることができます。
また、介護保険についての基本的な情報については、兄弟みんなで共有しておく必要があります。介護サービスなども充実していますので、いざという時に活用できるようにしておきましょう。まずは知ることが大切です。
そうはいっても、協力的に
介護することができるかな?
介護が始まると、各々の家庭の事情から不満や悩みがでてきます。しかしそこで「大変さ自慢」をしてしまうと、トラブルに発展してしまいます。介護ができるかどうかの話し合いをするのではなく、親の介護に対する正直な気持ちをそれぞれが話すようにしてみてください。
その中で、それぞれのできることできないことが判明してきます。月々どれくらいの費用が必要になるとか、どれくらい介護の手が足りないかを具体的に話し合うことが出来れば、協力し合う気持ちもうまれてくると思います。実際一人では成り立たないのですから、協力する他ありません。
まとめ
介護問題については、多くが金銭面でトラブルに発展しやすいです。基本的には親の介護は親のお金を使うようにしましょう。そのためには、定期的に親元へ行き、今のお金事情を話すことで将来への備えを蓄えることができます。何事も事前準備を入念にしておくことで、いざという時に行動しやすくなるものです。
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