マタニティー生活において、一番辛いと感じる”つわり”まったく平気だったという方もいますが、多くの妊婦さんはつわりによる吐き気や気怠さを経験します。
私も妊娠初期のつわりにはかなり悩まされ、トイレと洗面所の往復という日々をおくりました。幸い妊娠中期になると落ち着いてきましたが、中には妊娠期間中ずっとつわりに悩まされる妊婦さんもいるそうです_(:3」∠)_ゾットスル…
つわりの原因については解明されていませんが、改善策はネットで検索するといくつか出てきます。今回は数あるつわり改善策の中から、実際にやってみてこれは効いた‼というものを厳選してご紹介したいと思います。
ツボ押し
柔軟や軽い運動など、体を動かすことでつわりの症状が改善されると言われていますが、私の場合は体を起こすことも難しいほど体調が悪い日もあったので、そんな日は体を動かすこともできませんでした。
代わりにやって良かったのが【ツボ押し】です。ツボに関して全くの無知だったので、ネットで調べてそれらしいものを検索しましたが、数が多すぎてまとめきれないので、特に即効性があったツボ押しを一つだけご紹介します。
ムーニーHPより引用
一番効果があったのは、頭と首の境目にある【天柱】というツボです。首を後ろに傾けたときに支点となる場所ですが、首や肩のコリをほぐすツボとして知られています。
この【天柱】を両手の親指で押さえ、残りの指で頭全体を包むように刺激すると気分がスッキリします。
力を加えすぎると首を
痛めてしまうので、
優しくほぐしましょう
吐き気が強い時、頭が痛いときなどにここをほぐすと良くなりました。ほぐしている間は症状が楽になったので、ほぼ毎日ほぐしていましたが、あまり強く力を加えすぎると首筋を痛めてしまうので注意してください。
家事を一つやめる
〇〇をやらなければいけないという状況は、体調が悪い妊婦にとても重いプレッシャーになります。落ち着いたらやろうと思っていても、時間の経過とともに焦る気持ちが出てきて、それがつわりの症状を悪化させることもあります。これを改善するために、今までやっていた家事を何か一つやめてみてください。
私の場合は【料理】をやめました。
つわりの期間は”ご飯が炊ける匂いが辛い””台所の排水溝の匂いがダメ”といったように、匂いに敏感になりやすいです。そのため、家族の食事の用意がままなりませんでした。料理中はマスクをする、旦那さんに手伝ってもらうなど対策方法はいろいろありましたが、私の場合はどれをしても体調が悪く辛い状態が続きました。そこで旦那さんから
つわり中はご飯の心配
するの止めよう。
僕が買ってくるから。
という提案をしてもらえました。正直、簡単なものなら作れるでしょ?と思われそうですが、台所に立って”今から料理をする”という状況になるだけで気分が悪くなることがありました。そのため【料理をやめる】という旦那さんからの提案はとてもありがたかったです。
思い切ってつわり期間中の料理はやめる。こうすることで精神的にも楽になり、つわりの症状も軽減されました。我が家は旦那さんが仕事から帰ってくるのが遅く、代わりに作ってもらうことが難しかったのでテイクアウトに頼りましたが、協力してもらえる場合はそれでもいいと思います。とにかく、やらなくてはいけない、という心配事を減らすことが大切です。
炭酸を避ける
飲み物については、妊婦さんはカフェインを気にしたり、糖分の多いものを控えるなど制限が多いです。しかし炭酸に関しては特に制限がありませんので、つわり期間中にスカッとしたいという方はおすすめです♪という情報を得て、糖分の入っていない炭酸水を飲むようにしていました。
しかし、炭酸を飲めば必然的に”ゲップ”が出ます。これが私には地獄でした。つわり期間中で常に吐き気があるため、そこに炭酸が加わるとウッとした時に”ゲップ”なのか”吐き気”なのかの区別がつかなかったのです_(:3」∠)_中にはゲップを出すことで吐き気が楽になった、という方もいるそうなので一概には言えませんが、ゲップの回数が増えると不快感も増えてしまうので避けた方が良さそうです。
調子が悪いけどどうしても炭酸が飲みたい‼という時には微炭酸の”デカビタ”などを飲んでいました。カフェイン量も少ないため、妊婦さんでも安心して飲むことができます。
パートナーにしてほしいこと
つわりの期間中、辛いのは妊婦さんだけではありません。一緒に暮らしている旦那さんやパートナーは大切な人が苦しんでいるのに何もできないことに悩んでしまいます。
つわりがひどい時、私が旦那さんにしてもらって嬉しかったのは家事などではなく【気にかけてもらうこと】でした。人によってはそっとしておいて、私に構わないでという方もいるかもしれませんが、パートナーが気にかけてくれることを嫌がる妊婦さんは少ないはずです。
もしも優しくしてあげたいのに嫌がられてしまったという場合は、言葉がけが間違っていたのかもしれません。例えば
✖ しんどいならごはんは簡単なものでいいよ!(^^)
これは言われた方からしたら
簡単なものなんてないよ‼
むしろ簡単っていうなら
自分でやってくれ‼
と思ってしまいます。奥さんが少しでも楽になれば良いと思って言った言葉かもしれませんが、体調が悪い時に”簡単”な家事などないのです。次によくあるのが
▲ 大丈夫?(‘ω’)ノ
ですという言葉です。体調が悪い人を見たらまずこの言葉が出てくるのはしょうがないことです。しかし、これに対して妊婦が思うのは
大丈夫じゃないよ‼
さっきから吐きそう
なほどしんどいよ‼
見るからにしんどい状態なのに、”大丈夫?”といわれても大丈夫なわけないでしょ‼と思ってしまいます。そんなことでカリカリしたくない、と自分でも思うのですが毎日のように続く吐き気や倦怠感にイライラしてしょうがありません。
そんなつわりとの戦いの日々で旦那さんに言ってもらって嬉しかったのが
〇 辛いね、しんどいね(;´・ω・)
という気持ちを共感してくれるような言葉です。自分が辛いことを理解してくれている、気にかけてくれていることを感じて凄く安心しました。旦那さんの中には男には何もできることがない、と悩む方もいるかもしれんませんが、旦那さんの言葉一つで妊婦は凄く安心します。ぜひパートナーの気持ちに寄り添ってあげてください。
まとめ
つわりの対処法を紹介してきましたが、一番はお母さん自身がリラックスして過ごすことです。これをしなきゃ、あれをしなきゃ、と今までやっていたことを完璧にやる必要はありません。つわりの時期に最も大切にしなくてはいけないのは、赤ちゃんのこと、お母さんのことです。
妊娠し、出産に向けて変化している時に他のことを気にしている余裕はありません。それは当たり前のことです。できなくてもいいんです、頼ってもいいんです。まずは安静にして出産に備えましょう。
また、妊娠中はホルモンのバランスが崩れる関係で”便秘”になる妊婦さんがとても多いです。⇨【便秘を解消する最強フード】では、便秘に効果的な食べ物や食べ方などを紹介していますのでぜひのぞいてみてください。
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