社会人なら知っておきたい、敬語を使えないリスク

雑談

ビジネスパーソンにとって必須スキルの

【きれいな言葉遣い】

相手に気持ちを伝えたり、仕事を円滑に進めるために適切な言葉をつかえるようになりたものです(‘ω’)

身内に関してはある程度くだけた言葉でもいいかもしれませんが、取引相手や初対面の人に対しては”敬語”を上手く使い分けたいものです。ただ、昔ほど敬語を必要とする場面が少なくなってきています。そのため、必須スキルともいえる上手な敬語が使えないまま社会人になり、仕事が上手くいかずに悩んでしまう人もいます。

今回は社会人として働くうえで敬語をつかえないリスクについて話していきたいと思います。

敬語を使わない時代⁉

そもそも、最近では目上の人などに対して”敬語を使う”という機会が極端に減っています。というのも、核家族化が進む中で、家庭で敬語を使う機会が少なくなったことで敬語を学ぶことがなくなったそうです。おじいちゃんおばあちゃんに対して、両親が敬語を使っている場面を目にしていない。子どもは親のすることを真似して成長していきますので、学ぶ機会がなければそのスキルがつかないのも納得がいきますね(‘ω’)

ちなみに、学校現場で働いていたのですが、生徒を見ているとそれがよくわかります(‘ω’)先生に対して友達のように接する生徒が多く、そもそも

敬語を知らない子

が大半です。部活動などをしていれば先輩後輩という関係性から”敬語”学べたりするのですが、経験のない子はほとんど使えません。また、最近では

親と友達のような関係

だという若者も増えてきています。実際に学校の保護者会の様子をみても、親のことを”ちゃん”づけで呼んでいたり、友達のように接している場面を良く見かけました。怒られた経験がない、両親を名前で呼ぶ、目上という認識はない、など今までとは少し異なった親子関係によって、敬語を知らずに育つ子が多いようです。 

しかし社会に出たらそうはいきません。適切な敬語を使えることは立派なビジネススキルです。どの職種においても敬語を使わないところはないでしょう。モノの言い方ひとつが自分の信頼につながるので敬語の使い方についてはきちんと身に付けておきましょう👇

社会人にとって必要なコミュニケーションをみる

敬語を使えないリスク

時代が変わったから

敬語なんて必要ない

と思うけど…。

こんな意見もあると思います。しかし敬語というのは

他者を敬うこと

を前提として使われているといっても過言ではありません。人と人の信頼関係を築く上で重要な役割を果たしているため、最低限の敬語は使えるようにしたいものです。

特に、人脈を大切にする日本社会ではその重要性は高いと言えるでしょう。

敬語を使えないリスク

・信頼を失う

・誤解を生む

・相手にされなくなる

など、仕事をする上で致命的とも言える代償を払うことになりかねません。実際、社会人になって思うことは相手に与える印象がどれだけ大切かということです。私自身、いくら仕事の能力が高くても、敬語が使えない人間とコミュニケーションをとろうとは思いません。

というより、一緒に仕事をしようという気持ちどうしてもなれません(;^ω^)敬語が使えないとコミュニケーション能力が低いとみなされ、社会的評価を落としかねないのです。もちろん社会人になってから学ぶ人もいます。語学勉強などと同じで、意識して使っていれば自然と使えるようになります。しかし、失った信頼を取り戻すのは時間がかかり苦労するものです。できれば印象を落とす前に敬語は自然と使えるようにしておきたいものです。

おかしな尊敬語

敬語には

相手や相手の行動に敬意を払う時に使う(尊敬語)

自分がへりくだることで相手を立てる(謙譲語)

相手や内容を問わず表現を丁寧にする(丁寧語)

があります。敬語の使い方で難しいのが尊敬語と謙譲語の使い分けです。これに関しては社会人だとしてもミスしがちな部分だと思います。例えば

参られました

「参る」は「来る」の謙譲語です。「今から参ります」のように自分主体で使用するものなので、敬うべき相手に使うものではありません。この場合

「お越しになる」

「いらっしゃる」

などを使います。この尊敬語と謙譲語の使い分けが自然とできると、社会人として一つスキルアップできます(‘ω’)

二重敬語

よくあるミスとして

【二重敬語】

があります。これは相手に失礼がないようにと気を配りすぎて敬語を多用してしまったときに起こります。慎重にしたつもりが相手にとって聞き取りづらい言葉になっていることがあるので注意してください。例えば

「〇〇さんが

おっしゃられました

何か変ですよね?これは「言う」の尊敬語「おっしゃる」と尊敬の助動詞「れる」が使われた二重敬語です。実際に私が職場で使って先輩に笑われてしまいました_(:3」∠)_たまに「二重敬語」がクセになっている人がいます。丁寧であればあるほど良いものと勘違いしていると、相手に”くどい”印象を与えてしまうので気を付けてください。 

まとめ

社会人になってから敬語について学ぶ機会は多いと思います。しゃべっていて自分で”?”と思う時もあるかもしれません。そういう状態の時は身近にいる先輩や上司の言動を真似てみてください。意識して聞いているとだんだん自分の中に落とし込むことができます。敬語は正しさや適切さを求められがちですが、個人的には場面で使い分ける必要があるとも思っています。

適切な敬語だと少し言い方がキツイ印象になってしまうような場合、相手に合わせて使い方を変えるのも敬語スキルのひとつだと思います。大切なのは相手を敬うこと。それが相手に伝わっていなければいくら正しい敬語を使っていても意味がありません。相手のことを一番に考えることこそが、一番必要なビジネススキルかもしれません。

また、仕事の効率アップについて考えている人に向けた記事も書いています。良かったら参考にしてみてください(‘ω’)

⇨【仕事の効率を上げる方法】をみる

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