社会人になった時、手取りが低かった私は資産運用を始めました。資産運用と言っても投資などの大それたものではなく、せどりやポイ活を活用して資金を集めることに3年ほどかけました。ちりも積もれば山となる。この言葉通り少ない資金で始めた資産運用でしたが、コツコツ行うことで3年で200万円を貯めることに成功しました。この軍資金を元手に、今度は投資の世界へ挑戦しています。最初の一年目は株を一つ購入するだけで様子を見ていましたが、コロナによって相場が崩れたためそこから本格的に資金を投入して今に至ります。今回は投資初心者の私が、どのようにコロナの不況で運用したのかお話しします。投資初心者、少額投資を考えている方の参考になれば嬉しいです。
お子さんがいらっしゃる方向けの⇨【子どものマネーリテラシーを育てる方法】についてもまとめています。日本ではお金のことを人前で話すことは「品がない」「いやしいこと」と考える傾向にありますが、生活するうえでお金は必要不可欠なものです。ある意味最大の関心を持っていて当然だと思うのですが、なぜかお金の話はタブー視されがちです。しかしながら幼少期から家族の間できちんとお金の話をすることで、マネーリテラシーを自然に育むことができます。気になる方はぜひのぞいてみて下さい。
資産運用をすすめる理由
日本は金融リテラシーが低いことで有名です。海外の学校と違い、学生の頃からお金に関する勉強をしている学び場はありません。税金のこと、投資のこと、社会人になってから初めて知ったという人も多いと思います。何も知らない状態で投資や運用を始めるので初心者は特に失敗しやすい。失敗すると運用が恐くなりリタイアしてしまう。こんな若者が多いと思います。しかし若い時こそ運用するチャンスなのです。それは先人たちにはない時間を味方にできるから。若いうちから始めれば、運用リスクは低くて済みます。また失敗した時の傷も浅くて済みます。まずはその強みを頭に置いておいてください。
長期投資が圧倒的におすすめ
資産運用を考えると、一番初めに浮かぶのは投資ではないでしょか?投資のメリットとしては、始めることで資金を増やすことができるだけでなく、世の中のことに興味を持つようになります。それまで気にも留めていなかった会社が、実はものすごく社会貢献していたりすると気になりますよね?また社会で起こっていること、ニュースの内容などを理解できるようになると、見えてくる世界が違ってきます。大人としてもう一つ上のステージに上がれると思います。
しかし注意点が一つ。短期投資には気を付けてください。初心者が投資を始めるとどうしても株価や情勢に左右されてしまいます。感情のままに資金を投じていると気が付いたら一文無し、なんていうこともあります。デイトレードをして勝てる投資家はプロの一部のみです。初心者の投資はこれとは逆に長期的にすべきです。長期的にというのは10年、20年といった期間のことを言います。長期的に運用することでリスクは低くなります。投資家で有名なウォーレン・バフェットの言葉に「証券が10年閉鎖されても喜んで持てる株を持ちなさい」というものがあります。本来投資とは自分の応援したいところに資金を預けるもの。情勢や株価に左右されずに持ち続けられるものに投資するようにしましょう。
分散投資
長期投資でリスクを低くすることの他に、分散投資でリスクを下げるやり方もあります。複数の投資先に投資することで、全ての資金がいっきに下がることを防ぐことができます。また、資金を一度に投じるのではなく、段階的に投資をすることもリスクを下げることになります。資産の分散、投資先の分散、時間の分散をすることで大抵の失敗は防げるでしょう。
積立投資
毎月少ない金額から始めることができるのが積立投資です。少額から始めることができ、投資の雰囲気をつかみつつ運用ができるので初心者におすすめです。また、ドルコスト平均法により平均購入額を下げることができることも積立投資のメリットです。
※ドルコスト平均法とは、安い時に多く購入し、高い時に少なく購入することで平均的な取得単価を下げるという方法です。これによりリスク分散をしながら金融商品を持つことができます。
まとめ
私の資産運用はこれらのことを注意しながら行っています。積立投資で低い利益でもこつこつ貯めながら、株式投資で社会の動きを観察しています。年利としては3%あれば十分と思っていましたが、コロナの不況から始めたことが功を称して、年利15%越えという初心者にしては良い数字を出せています。基本的に投資で運用することはゲーム感覚で楽しくやっていますが、旦那さんは日々の変動がストレスに感じるようで、投資信託を主に扱っています。投資方法に向き不向きはあると思いますが、株式投資で大事なことは安い時に買い、高い時に売ることです。この鉄則を破ってはいけません。自分の中でルールを決めて、それを破らないようにする鉄の心を持てないうちは、積立投資でこつこつと運用することをおすすめします。
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