2021年3月、名古屋入管に収容されていたスリランカ人の女性が亡くなった問題について、いまだに解決の糸口が見つかっていません。遺族代理人の弁護士らが女性が収容中の医療や処遇について調べるために行政文書の開示を求めましたが、それらの資料はほぼ黒塗りで送られてきたとのことです。
この問題について、不法滞在者に対して”不法滞在がなぜ起こったのか”、”国外退去の命令になぜ従わなかったのか”という意見もありました。しかし、日本という国で一人の命がここまでぞんざいに扱われていたということ、医療行為の問題ということで片づけられていることがやはり最大の問題ではないかと思います。情報の開示を求めてもなお、黒塗り文書で隠されるということは見せられないような状態ということでしょう。
録画ビデオに映った、人を人とも思っていないような残虐な行為、それらに関しては言い逃れできない事実です。今後このような悲惨な事件が起きないように、しっかりと真実を追求してほしいものです。
五輪の裏で隠された事件、⇨【JOC経理部長自殺】についてもまとめています。
コメント